烏丸御池駅 徒歩2分

男性不妊についてMale Infertility

不妊症の原因の約半数は、男性側にあると言われています。 男性の持つ「妊娠させる能力」は大きく2つに分けられます。1つは腟内射精ができること、もう1つはその精液内に運動能力と受精能力を兼ね備えた精子が充分に存在する(精液所見が正常である)ことです。
男性不妊の原因の約85%は精液所見の異常であり、これは医療機関で検査をしなければ分かりません。早期に精液検査を行い、その結果を踏まえて治療方針を決めることが妊娠成立にとって大切です。

不妊症の原因

(WHO調査 7,273カップル)

問診・カウンセリング

勃起障害や射精障害のある場合は、お話をお伺いして薬物療法により性機能の回復を目指したり、治療法として人工授精をお勧めしたりします。

検査方法についてAbout Inspection Method

Method 1 精液検査

おもに精子の「数」と「運動率」を調べます。

その結果で、妊娠するために必要な方法(タイミング法、人工授精、体外受精、顕微授精)の方向性が見えてきます。

  • 検査は、月~土曜日の9:00~15:00の間に受付をします。(医師から検査の指示がありましたら、処置室で検査の手順を説明いたします。)
  • 検査前は、2~3日間程度の禁欲期間が必要です。

Method 2 精子酸化ストレス(DNA損傷度)測定

精子の「質」に着目した最新の検査です。

精子酸化ストレス分析機を用い、精液中の活性酸素レベルを測定することにより精子酸化ストレス(精子のDNA損傷)の程度を調べます。
精子酸化ストレスが大きい場合、胚の質の悪化をまねき、妊娠率の低下や流産率の上昇につながると言われています。検査結果が悪い場合、生活習慣の改善やサプリメントの処方を行い精子の質の改善を目指します。
精液検査と同時に測定可能です。

泌尿器科専門医へのコンサルト

精液検査で異常が認められた場合は、施設(シンフォニア御池)内の泌尿器科専門クリニックへのコンサルトを行います。
特に精液中に全く精子が見られなかった場合(無精子症)では精子の回収ならびに凍結保存が必要となります。無精子症の原因は大きく下記の2つに分けられます。

閉塞性無精子症

精巣で精子が作られているが、
通り道が詰まっていて出てこない。

非閉塞性無精子症

そもそも精巣で精子がうまく作れない。

無精子症の場合は、精巣内精子を回収してそれを用いた顕微授精を行います。(TESE-ICSI)

足立病院生殖医療センター

烏丸御池駅より徒歩2分
(電車からのご来院が大変便利です)

所在地

〒604-0837 京都市中京区東洞院通り二条下ル

アクセス

電車でご来院の方

京都市営地下鉄・烏丸御池駅下車

車でご来院の方

東洞院通りを南下してください。