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反復体外受精・胚移植不成功例、習慣流産例(反復流産を含む)、染色体構造異常例を対象とした着床前胚染色体検査(PGT-A)の有用性に対する他施設共同研究

当院の研究責任者
足立病院 遺伝診療部長 濱田啓義
本研究の目的
生殖補助医療や習慣流産では、夫婦の染色体構造異常がなくても胎児(胚)の染色体数的異常のため、体外受精が失敗したり、流産を繰り返していることがあります。欧米では着床前に胚の染色体数的異常を検査する(Preimplantation Genetic test for aneuploidy :PGT-A)が実施されています。日本産科婦人科学会は、現在、PGT-Aの有用性を科学的に検証する臨床研究を実施しており、本研究は登録症例あたりの妊娠22週時の妊娠継続率を主要評価項目として評価しますので、PGT-Aを実施しない場合との比較が必要です。そこで、今回、研究実施施設でARTを実施した方々の中で、背景が類似する場合の成績を収集することとしています。
調査データの該当期間
2020年1月4日から2022年12月31日まで
本研究の資⾦源(利益相反)
本研究に関連し開示すべき利益相反関係にある企業などはありません
お問い合わせ先
電話:075-221-7431
担当者: 濱田啓義